メニエール・回転性めまいの対処法
数年前、目眩と難聴に悩まされ、メニエール病と診断されたrikejoh。
この難聴は放置すると元に戻らなくなるので要注意!
そして何より危険なのはグルグルと視界が回転する目眩!!
いつ目眩が起きるか分からないので、階段では必ず手すりに捕まり、電車に乗る際はホームでは線路沿いから離れた所を歩くなど、日常生活でもかなり気をつけていました。
回転性めまいの対処法
メニエールの目眩はグルグル回るのが特徴です。フワーっとする貧血性の目眩とは原因も対処法も近います。
こちらで紹介されているエプリー法という運動療法は回転性のめまいに結構即効性があります。
http://www.3443.or.jp/tsushin/t1004/t1004_2.htm
方法
(1) 左右どちら側が悪いのか事前に確認します。
(2) 左側後半規管に原因がある場合は、首を左45度傾けたままで 椅子を倒します(図1)。
(3) 首をそらせたまま頭を上げないようにします。
(4) 目を観察すると眼振が現れるので、これが消失するまでその体勢を保持します。耳石が重力に従い移動するのを待つわけです。
(5) 次は右45度に首を傾けます。
先ほどと同様、眼振が消失するまで保持します(図2)。
(6) その後、首は傾けたまま体を右下に90度倒し、眼振が消失するまで保持します。その時も、首の力を抜き頭は上げないようにします(図3)。
(7) 頭と体は、このままの角度で、椅子を起こします(図4)。
(8) 椅子が完全に起きて座った状態になったら、体ごと前を向き、頭を前に倒して少しうつむきます(図5)。
※ここまでを1サイクルとして数回くり返します。
この運動を数回すると楽になります。
ただ、運動中に目眩がするので、できれば介助してくれる人がいる方が安心です。